HACCPとは、2020年の東京オリンピックにはHACCPが義務化となった、食品に関する安全管理の世界基準規格です。
HACCP(ハサップ)は、1970年代にアメリカで始まった、食品の衛生管理手順を「見える化」を目的に、大規模に管理する方法をまとめたもので、今では多くの国でHACCPが義務化されており、HACCPは食品衛生管理の国際基準となっています。
その内容は、食品汚染等の危害発生を予防するため、衛生・工程管理のチェックに重点を置いた、品質管理システムとなり、原料の栽培・飼育等の第一次生産段階から最終消費にいたるまで、食品の生産・流通体系を一貫してサポートするのを目的としています。
日本では、1996年5月に「総合衛生管理製造過程」制度としてスタートし、現在では様々な認証団体や認証協会があり、その認証基準やハザードレベルも様々なものがあります。
また、一概にHACCPといっても、比較的どの工場でも取得できる基準もあれば、世界基準に達するものまで存在し、その基準は各認証団体によってまちまちです。
そらちファームが取得したHACCPは、比較的高い基準に達するもではありますが、お客様へ安心安全の食品をお届けするため、HACCPが設ける基準以上の、食品衛生管理が可能となる工場を建設いたしました。
多くの管理基準を満たすためには、建設する前に工場の設計段階から食品衛生管理や安全管理を満たすため、工場内スタッフの導線から、炊飯から最終出荷するまでの食品管理など、ありとあらゆることに考慮が必要です。
そらちファームの工場は、HACCP以上の世界基準に通用する食品安全管理が実施できる会社であること、本当に安全で安心な食品をお客様へお届けすることを目指し、世界基準を超えることを前提に設計、建設されました。
そらちファームでは、さらに高い食品安全管理基準である、FSSC 22000という国際基準に達する食品安全基準の認証を受けるため、日々食品安全管理とスタッフの意識向上、工場内施設の改善に努めております。
このFSSC 22000とは、日本や海外の大手食品メーカーの工場が取得しているもので、HACCPと合わせて、日本はもちろん世界にも安心な食品を加工し、届ける工場であることが証明することができます。